かっぱ橋探訪01 面器を探して

今回は面器編です。面器(めんき)とはバットのことですが、面器という言い方がプロっぽくてグッドです。欲しくなってしまいます。妻も野田琺瑯のバットを持っていますが、使っているのを見たことがありません。プロの方は本当にこの面器をよく使います。使い方の方は、いつか書きたいと思いますが、まずは面器を探しに行きましょう。

 

まずは材質です。面器の材質は、ステンレス、琺瑯、アルミと色々ありますが、扱いやすさから言うとステンレスだそうです。本職の方は比較的大きいモノを使われますが、家庭では扱いにくいので、富裕層向けのライフサポートしていらっしゃる方から、家庭で使うのに良いサイズを色々アドバイスをいただきました。

 

まずメインで使いたいのは18枚取というサイズです。ステンレスのバットは何枚取と表記されています。(深型と浅型ではサイズの表記方法が違います。次回詳しく書きます。)とりあえずこれを3枚、ほぼ近いサイズのアルミバットを2枚買うことにしました。そのほかに小さいモノを入れる、0号、1号と呼ばれる10cmぐらいの深型角バットを大小3つずつ、ミキシングボールを15cm×1、13cm×2購入しました。(後に追加でロースカツが1枚入るサイズを3枚増やしました。)

 

かっぱ橋は、お店によって同じ商品でも、結構値段がが異なります。その理由は、店によって仕入れる量が違うので、それが値段に反映するようです。自分の欲しい物が、どこの店が安いかを知るには、とにかく歩いて回るしかないですね。ネットにも値段に関しては、ほとんど情報が載っていません。かっぱ橋に初めて行くなら丸一日でも足りないくらいです。2日がかりで、初日は商品と価格の情報を集め、翌日リストアップしたお店に、買いに行くのがオススメです。余談ですが、目的とはまったく関係ない食品サンプル目が行ってしまって、無駄に時間を使ってしまったりすることもしばしばあります。

 

急ぎの場合、欲しいものが行ったお店になければ、そこの店員さんに扱っているお店を教えて欲しいといえば、たいてい親切に教えてくれます。店員さんに許可を取れば、商品の写真を撮らせてもらえる場合もあるのですが、基本的に撮影はNGです。

 

面器ならこの店、というお店でも、面器以外の商品は良くなかったりします。とにかく、沢山のお店を回るのが、良い買い物ができる方法だと思います。

 

 

<今回買ったお店>

【調理器具が安く買えるお店】
・面器:ニイミ洋食器店(2階の陶磁器も豊富な品揃え)
・ボウル:キッチンワールドTDI(素人向けだが、見ていて面白い)
・バット:川崎商店
・バット含めステン、アルミ全般:東洋商会

【調理器具、品揃えが豊富なお店】
・キッチン周りの消耗品:本間商店(隣の調味料を豊富に扱うお店も同店が経営)
・調理器具全般:飯田(金額は若干高め。親方が使用している赤川器物の面器はここでのみ取り扱いあり)
・田窯:和食器(主に土物)

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<私がお薦めするお店>

ニイミ洋食器店:道具街の南側の入り口に目立つコックの像があるお店。ストウブの鍋もリーズナブルなプライス。調理器具なら種類豊富に何でもそろっています。

飯田:とにかく品揃えが凄い!フライパンだけでも60種類以上あるとか。店員さんもすべて商品を試していて説明も上手。多少高めでも、相談しながら店員さんと道具を選んでいける楽しさがあります。

釜浅商店:問屋らしからぬおしゃれな外観。主力製品は南部鉄器と包丁、雪平鍋、鉄製のフライパン、などがあります。

本間商店 包装店:紙袋や包装紙が充実。包装関連の商品を探すなら絶対にここ。隣は原料店で、食品や製菓の材料を安く購入できます。

つば屋包丁店:火造の包丁ならここ。和洋中華の包丁、骨抜き、コケ引き、ハサミ、砥石がそろっています。ここの包丁は孫の代まで使えるそうです!

ユニオン:コーヒー用品、喫茶店で使うモノ全般が何でもそろいます。脇道を挟んだ隣のビルではコーヒー豆、紅茶、烏龍茶も販売しています。コーヒー豆は生豆の販売もあり、40種類から選んで、10分ほどで好みに焙煎してもらえます。