建物と料理の相関関係

建物を建てることと、料理をすることは似ています。

500万円ケチって1億円損する人たち

私の本業は建築士ですが、私たちはお客様のご要望を聞いて設計図を作ります。ここで皆さんに知っていただきたいことは、たとえ図面がうまく引けても、いい家は建たないと言うことです。まず一番注意しなければいけないのは工務店の実力です。どんなにいい図…

賢い男は知恵を買う

苦労して貯めたお金は一瞬で無くなり、楽しい事の共有は一瞬で大金になる。 あずきさんに1000万円のお金を使われてしまった飯治郎ですが、良い師匠に巡り合い、最近は起業に関してもだいぶリカバーできてきたと思います。ご飯のことばかり書いてきましたが、…

竈炊飯治郎のイラスト描いていただきました

竃炊飯次郎 かっぱ橋太郎

やきまると言う奇跡

面器やミキシングボールがそろったのでいよいよ初めての調理に入りました。 私が初めて作った料理、それは・・・ みんな大好物の焼肉です。もうテンション上がりまくりですね。焼肉なんて、いい肉を使えばそれなりに美味しいし、タレもエバラでそこそこいけます…

もっと面器を知る

面器はかっぱ橋では、深型バットを指します。(一般に言う面器は、必ずしも角バットを指すものではなく、丸いものも面器と呼ばれる場合があります。ここでは角バット、とくに深型角バットを面器と呼ぶことにします。)面器はメーカーにより、サイズ規格や形…

かっぱ橋探訪01 面器を探して

今回は面器編です。面器(めんき)とはバットのことですが、面器という言い方がプロっぽくてグッドです。欲しくなってしまいます。妻も野田琺瑯のバットを持っていますが、使っているのを見たことがありません。プロの方は本当にこの面器をよく使います。使…

まずは問屋街へ行ってみよう!

浅草と上野に挟まれたところに、食に関する卸しが集中するかっぱ橋商店街があります。関西出身の私は、生まれて初めてかっぱ橋というところへ行ってみました。大阪にもまっちゃまち筋商店街や、千日前道具屋筋商店街という問屋街がありますが、こっちで行く…

プロの道具と家庭用の狭間で…

調理器具で頭を悩ませるところが、プロが使う物と家庭で使う物が全く違う場合が多いからです。 はじめに家にある調理器具を一枚並べにして、写真に撮りました。それを親方に見ていただいたところ、 親方: 奥さん料理あんまり得意じゃないね。かっこ笑い え…

まずはパクってみる

どうやったら、ミシュランの星付きレストラン並みの食事が毎日できるのでしょうか? そう!まずは真似してみるのが近道かと思い、先生のところのお手伝いさんや、シェフの方と仲良くなって情報収集を始めました。 台所に入れていただいて驚いたのが、調理器…

ゆる金を目指す

<富裕層の方の生活は意外にタイト> 私が以前から起業して目指していたお金持ち像は… ・美人さん達が自分の周りにいる。 ・ポルシェのパナメーラに乗る。 ・表参道・青山近辺で、150平米ぐらいのマンションを買う。 ・ヨーロッパから選りすぐった家具を揃え…

富裕層が異界の理由(わけ)

食事を作ることになりましたが、どうやって作っていったらいいか途方に暮れていました。まず第一、一人暮らしをしていた時も含めて、まともに自炊したことがありません。 母も妻も、そこそこ食事を作れますし、それなりに美味しいです。 ここが落とし穴でし…

崩れ落ちる信頼

喉元すぎれば熱さを忘れるという言葉があります。 癌で大騒ぎしていたあずきや、あずき母(元初の鬼嫁)も癌が無くなったと知った途端、もう癌があった事実すらなかったかのように振る舞い出しました。 私がそろそろ起業の話をしたいと言っても、なんだかん…

ガンが治る奇跡

前回、あずきが癌になったことを書きました。しかもステージ3で5年後の生存率65%。 ホントだったらこんな事、いくら私でもブログに書けません。あの奇跡を目の当たりにするまでは。 前回、先生に相談させていただいたところまで書きましたが、先生曰く、ス…

身体を蝕む癌

飯治郎です。 前回書いたように、デザイナーの先生から二億円の豪邸のお仕事をいただけるようになってからと言うもの、あずきさんが少しずつ狂いはじめました。 まず、どんどんと言い訳をつけて約束を守れなくなってきました。先生のアトリエで施主様(クラ…

鬼化した嫁

嫁、竈炊あずきのことについて書いていきます。 現在、鬼嫁化したあずきですが、結婚した当初はまさか鬼嫁になるとは思ってもいませんでした。新婚の頃のあずきはわりと清楚で、贅沢とは無縁に見えました。世話好きで、私の世話もよくしてくれたし、子供が出…

豚の毛を刈るな

実業家見習いの竈炊飯治郎です。 前回書きましたが、デザイナーの先生がされていたデザインこそ、まさにボクが求めていた建築やインテリアのデザインでした。弟子になることは体よく断られましたが、それでも1年ほど、手みやげ片手にお宅にあし繁く通い、ど…

富裕層という異界

私が「竈炊飯治郎」としてこのブログを始めるきっかけを書いていきたいと思います。 現在、私は妻と2人で建築家として設計を生業にしています。独立する前は建築事務所や高級インテリアの店に勤めていたため、いろいろな芸能人やセレブの方々にお会いする機…

このブログについて

<ストーリー> 成功者であった祖父から受け継いだ『成功の種』 祖父が託そうとした「成功の種」を食を通じて開花させる物語。 実話が元になっています。 <あらすじ> 成功者だった祖父が、母に受け継がせようとした成功の種。母は上流の生活と現実のギャッ…